2019.07.31

ITサービスの選定方法

最近のIT市場ではSaaSサービスが主流となり、新たなサービスが次々とリリースされております。

ITサービスを紹介するニュースサイトも多数あり、全ての記事に目を通していくことも労力がかかります。最新のものも含め、全てのITサービスを把握することは不可能に近いといっても過言ではありません。ついつい、最新のITサービスを目にすると革新的なものに目を奪われて、利用してみたいという思いが強くなり、現状の業務改善(課題と対応策)についておろそかになっていく傾向があるかと思います。道具(ITサービス)は、その時その時の状況に応じて使い分ける必要があり、道具ありきではなく、目的(課題)に沿って選定すべきです。

 

 

今回は、そんな状況の中、より良いITサービスを選定する方法を紹介します。

 

目次

目的(課題)を把握する


まずは、自社の現状を把握することから始まります。具体的には、業務の手間がどこにあるのかを把握します。もちろん、道具を知らなければ、業務の内容が簡略化できるかどうかはわかりません。ですので、社員の皆様が具体的に何をするために、どのような手順で目的を達しているかを把握する必要があります。

市場を把握する

次に、市場のITサービスを把握します。具体的には、最新技術を利用した革新的なITサービスや、シンプルな機能で低価格なITサービスを把握しておくことが重要です。把握の方法については、大きく以下3パターンとなります。

ご自身で調査する

ご自身で調査をする方法です。その場合、ある程度市場を把握しておく必要があります。新規で調査となると莫大な時間ばかり調査に要してしまいます。常に市場を把握しておく必要がありますため、難易度としては高いと思います。

他者(他社)へ相談する

他者(他社)の知恵を借りる方法です。具体的な方法としては、まとめサイト(比較サイト)を活用することや、IT商材の販売会社へ相談することで、情報を得ることが可能です。ご自身で調査をするよりも短時間にて多量な情報を得ることが可能ですが、古い情報や、偏った情報となる傾向があります。

他者(他社)へ相談+ご自身で調査のハイブリッド

「他者(他社)へ相談する」と「ご自身で調査する」を2つの方法を利用します。まずは、まとめサイト(比較サイト)などを確認し、大枠の市場状況(概要、機能、費用感など)を把握しておき、サイトに記載のない情報についてヒアリング観点を持ち、IT商材の販売会社へ相談します。そうすることで、確認ポイントが身につき、その観点にてご自身で改めて検索サイトを利用し販売会社の情報の真意や、他によりよい情報(ITサービス)がないかどうかを確認します。この方法を利用することにより、効率的に品質の良い情報入手することができます。実際はこの方法を利用して調査している方が多いと思います。

導入しやすいものを選ぶ


最後に、革新的なITサービスであったり、低価格なITサービスであっても、自社にアンマッチで、導入しにくいITサービスでは導入しても効果は薄く、最悪の場合、以前より、より手間がかかってしまうということもあります。利用しやすいものを選ぶということも重要です。利用しやすいものを選ぶという観点から評価版やトライアル版など無料で利用できる機能を活用して、利用イメージを掴むことも必要と思います。

まとめ

目的(課題)の把握、市場の把握、導入しやすいものを選ぶ、をこなすためには、それなりの労力が必要となります。労力を削減するためには、上記で述べた方法を効率良く実施する必要があります。また、市場を把握する際に、確認する観点として機能や価格だけでなく、導入しやすさについても確認し、合わせて検討することでITサービスの選定が効率良くできるかと思います。また、労力を減らす一つの方法として、日本テレマティーク株式会社にて提供しているコスト削減/業務改善サービスの「コストバスターを利用するのも良いかと思います。コストバスターでは、コスト削減だけでなく、業務改善の方法として、業務の手間を削減するITサービスを利用した施策の提案も提供しています。業務改善の観点を把握し、ITサービスを利用して改善してみたいという方がいらっしゃいましたら、利用料無料ですので、気軽に問合せしてみてはいかがでしょうか。

 

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