医療機器・医療情報システム(IT)にかかるコストの実際①
近年、診断技術やITの革新によって医療の高度化・効率化が進んでいますが、同時に医療機器やITシステムの導入・運用にかかるコストは病院経営の大きな負担になっています。日本病院会が平成28年度に実施した会員調査によると、日本…
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近年、診断技術やITの革新によって医療の高度化・効率化が進んでいますが、同時に医療機器やITシステムの導入・運用にかかるコストは病院経営の大きな負担になっています。日本病院会が平成28年度に実施した会員調査によると、日本…
「病院におけるタスクシフティングの考え方」の記事では、病院の総コストの50%を占める人件費の削減を図るうえで、今後重要になる「タスクシフティング」の考え方について紹介しました。但し、いざ実行しようとしてもなかなか上手くい…
政府が企業の働き方改革を押し進めるなか、病院においても特に医師の長時間労働が問題視されています。厚生労働省も「医師の働き方改革に関する検討会」を立ち上げるなど、病院の労働環境の改善は大きな課題になっています。 そんななか…
病院の事務業務を担う医事課や医療情報課、経営企画課などは、行う業務の幅が広く、「何でも屋」になりがちな部署です。様々な部署から業務を依頼されるので、業務量もどんどん増えていきます。ただ、業務内容が多種多様で見えにくい部門…
今回から、事務部門の業務改善について実際の成功事例を紹介していきます。多くの病院の事務業務を詳しく分析し比較すると、目的や内容は同じであっても、「やり方」が病院によって違う業務はたくさんあります。少しの工夫で業務が効率的…
薬の処方形態には、患者が診察を受けた医療機関で薬を受け取る院内処方と、調剤薬局で薬を受け取る院外処方があります。厚生労働省の調査では院外処方率が年々上昇しており、2015年時点で76.3%が院外処方となっています。この背…
患者一人が入院してから退院するまでの、病棟看護師の一般的な業務負荷推移は下図のようになります。 入院初期:急性期であれば入院から5日目前後の時期。薬剤投与や急性期処置、手術対応などの直接看護業務が集中的に発生。併せて、看…
病院が人で成り立っていることは事実ですが、最大コストである人件費の適正化は病院経営において避けて通れない課題です。人件費削減といえば、例えば採用抑制や賞与カット、委託への切り替えといった施策が思いつきますが、中長期的な人…
近年、医療事務業務をアウトソーシングする病院が増えています。医療事務業務は受付、会計、診療報酬請求、病棟クラーク、医師事務作業補助など多岐に渡りますが、これら業務をアウトソーシングするメリットは、一般的に次のように言われ…
クリニカルパスはコスト削減に繋がるにも関わらず、なかなか院内に浸透しないことがあります。その理由としてよく聞かれるのが、医師が協力的ではない、パス委員会の動きが悪い、電カルが使いにくい等です。一見解決が難しい問題ですが、…