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2018.4.2更新

第一章 医療業界のコスト削減事例

第9回:償還材料③ ~眼科領域の削減~

眼科領域の医療材料の中心は、白内障再建術で使用される眼内レンズです。眼内レンズは償還価格が付与される特定保険医療材料ではありませんが、償還材料と同様の進め方でコスト削減が可能なため、ここで紹介します。

 

眼内レンズ

眼内レンズは、白内障手術で濁った水晶体の代わりに眼の中に挿入する人工のレンズです。様々な種類がありますが、最も一般的なのが単焦点眼内レンズです。眼内レンズも他の医療材料と同様、購入単価は医療機関によって大きく異なり、購入量と購入単価に明確な関係はありません。つまり、購入量が多い医療機関ほど購入単価が低いとは限らないのです。

眼内レンズの購入単価は、各医療機関によって最大約2倍もの差があります。しかも、最安値の病院は最高値の病院より年間購入量が少ないのです。眼科領域のコスト削減においては、市場価格を把握することが何より重要になります。

近年は先進医療に使用される眼内レンズも開発されていますが、一般的な単焦点眼内レンズであれば各メーカーの製品に大きな差はなく、医師のこだわりはそこまで強くないことが多いです。主な眼内レンズメーカーを下表にまとめました。メーカー数も限られるため、採用製品の標準化と市場価格をもとにした交渉がコスト削減戦略の中心になります。

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