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2018.6.25更新

第一章 医療業界のコスト削減事例

第21回:放射線量測定バッジ使用料を削減しよう

コスト削減活動に積極的な病院でも意外に見落としがちな項目の一つが、放射線量測定バッジの使用料です。スタッフの健康を守るため、放射線を扱う部署(放射線科やレントゲン室)のスタッフや放射線の管理区域に立ち入るスタッフには、放射線量測定バッジの着用と測定が義務付けられています。

 

放射線量の測定料金が年間や1回あたりで決められており、使用数量との積算で年間使用料が決定します。放射線量測定バッジ使用料見直しには2つの視点があります。

 

必要数量の管理

放射線量を本当に測定する必要のあるスタッフ数と、実際の使用数量を確認しましょう。ある病院では、バッジを着用していたスタッフ数調査を実施したところ、10%のスタッフが着用不要と見なすことができ、年間使用数量削減に繋がりました。過去半年間、放射線に関わる業務をしておらず、定期測定で被ばく量が全く検出されていなかったのです。放射線科の管理のもと、使用ルールをしっかり決めて定期的に測定結果を検証することで、必要以上の使用数量増加を防ぐことができます。

 

契約単価の見直し

日本国内にある放射線量測定バッジメーカーは、主に長瀬ランダウア株式会社、株式会社千代田テクノル、産業テック株式会社の3社です。必ず合い見積もりを取り、単価引き下げを交渉しましょう

 

弊社調査では、100床あたり年間で平均200,000円の放射線量測定バッジ使用料が発生しています。他の項目と比較すると少額ですが、このような項目一つ一つの改善の積み重ねが病院全体を変える力になります。組織にコスト意識を醸成させるきっかけとしても実施する価値はありますので、早速取り組んでください。

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