2020.2.3

2020年度診療報酬改定を読み解く①~常勤専従要件の緩和~

1月29日に中医協総会から個別改定項目が公表されました。最重点課題ともいえる「Ⅰ:医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進」の内容で目立ったのが、医療従事者の常勤・専従要件の緩和です。該当する主な項目をまとめました…

2019.10.8

自病院の「損益分岐点稼働率」を把握する

病院の経営で最も重要な指標の一つである病床稼働率。特に急性期病院は平均在院日数短縮が進んでおり、そのなかで稼働率を維持していくことは、すべての病院の大きな課題です。病院全体を見ると、一般病床の月末稼働率は2000年の81…

2019.8.15

医療専門職の年代別平均賃金②(データ集)

病院の医業費用の半分以上を占める人件費。その大部分を占める賃金は地域や経験年数等によって異なりますが、「相場」を知っておくことは、コストマネジメントだけでなく採用や人材育成にも重要です。職種別・性別・年代別に医療専門職の…

2019.8.6

医療専門職の年代別平均賃金①(データ集)

病院の医業費用の半分以上を占める人件費。その大部分を占める賃金は地域や経験年数等によって異なりますが、「相場」を知っておくことは、コストマネジメントだけでなく採用や人材育成にも重要です。職種別・性別・年代別に医療専門職の…

2019.7.29

医療サービスの委託状況

各医療サービスを外部委託するか内製化するかは、病院のコストマネジメントに大きな影響を及ぼします。全国的な委託状況を見ると、概ね次のように分類できます。 ①ほぼ全ての病院が外部委託(委託率:90%超) ・寝具類洗濯(98.…

2019.7.29

目標病床稼働率と適正病床数の考え方

病院は一般的に届出病床数に対して必要看護師数を配置します。日本の診療報酬制度では患者数の変動によって看護師を増減させることは難しく、人件費は固定費となります。そのため、稼働をいかに高く維持するかが黒字経営のポイントになり…

2019.7.25

病院建築費の現状

病院は30~40年周期で建て替えが必要になります。実は、戦後に病院の着工件数がピークになったのが今から40年前の1980年前後になります。当時は病床を増やせば増やすほど事業が拡大できたこと、そして1985年の第一次医療法…

2019.4.29

「残業が多いから人を増やす」は正解か(看護師の場合)

こちらの記事で、医師一人あたり年間290万円の残業手当が計上されていると紹介しました。それでは、院内で最も人数の多い職種である看護師はどうでしょうか。 看護師一人あたり残業手当は年間10万円 平成29年度公営企業年鑑に記…

2019.4.22

病院でペーパーレス化は実現するか?

オフィスではICTを活用したペーパーレス化が進んでいますが、病院は電子カルテや各部門システムが運用されているものの、まだまだ紙運用が主流な部分も多くあります。例えば、会議や委員会で参加者全員に分厚いレジュメや報告書が紙で…

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